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2024-03

 昨日、法務省主唱の「第58回桐生市社会を明るくする運動」の市民大会が、桐生市市民文化会館 小ホールで開催された。

 私も、同運動の後援団体を代表して大会に臨んだ。実際には、桐生市構成保護事業主会と桐生保護区保護司会が中心となって活動している運動である。桐生市長や教育長、警察署所長を始め沢山の関係者が出席する中、盛大に行われた。

 開会に先立って、アトラクションとして「明るく楽しい音楽会」が開催され、桐生在住のソプラノ歌手深津素子氏と、ピアノ奏者の植木美江氏による演奏を楽しむことができた。

 後半のイタリアオペラのアンサンブルも楽しかったが、最初に行われた、誰でも知っている童謡を会場の聴衆と一緒に手をたたきながら合唱を行い、文字通り、「明るい雰囲気」を見事に作り上げた深津氏に感動し、昨今の暗い状況を忘れ、楽しい気分に浸ることが出来た。

 また、同運動展開にあたって、応募された、小中学生の作文の入賞作品の朗読が作者である、児童生徒自ら行われたが、まだまだ幼さの残る生徒から、「挨拶の大切さ、清清しさ」とか、「大人の犯罪に巻き込まれる子供たちの実情」や、「生きていることの幸せ」などについて、率直で、実生活に密着した体験談を交えた作文に深く心を動かされた。

 特に、「子供だからこそ」感受性が我々大人より強く、そして、大人の背中を、我々の想像以上に深く見つめ、考えている姿や、不平不満を並べることは簡単だが、小さな喜びや幸せを見つめれば、気持ちが明るくなり、世の中が明るくなるのではなどと言った発表に、日頃、「こころの大切さ」を訴えている自分も、もっともっと積極的に、大きな声で訴えて行かなければならないと強く感じた。

 当初、後援団体の代表だから…と義務的に参加していた自分であったが、自分自身の姿勢を強く反省せざるを得ず、また、参加し、気持ちが明るくなり、さわやかにさせられてしまった自分を感じ、非常に驚いた。

 そして何より、こうした活動を58年間も…(社)桐生青年会議所の活動の歴史より長く…続けている団体が、素晴らしい活動を続けている姿を見て、私は、このまちも捨てたものではないなあ…とつくづく感じる次第であった。

 そして、今日は7月理事会が開催される。次年度役員選出選挙管理委員会の設置と、理事長立候補の告示、8月の桐生祭りの際に行われるまゆ玉転がし大会に関わる例会の審議が行われる予定だ。

 まだ任期半分を過ぎたばかりであるが、次年度理事長選挙がまもなく始まると言う…正直、寂しさが少しばかり出てくる…そして、もうここまで来てしまったという実感…私が立候補当初に表明した基本方針はどれだけ進められたのだろうか?どれだけ、役に立つことが出来たのだろうか?

 勿論、まだまだ、後半分の任期が残された身。感傷に浸ることは出来ない。ただ、後半戦に向けて、改めてねじり鉢巻をキッチリ締めて、残された事業を行い、役目に恥じないような終末を考えていかなければならないと感じる次第である。

 さて、明日は都合により、本ブログお休みとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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コメント

本当の子どもの感受性には驚かされます。でも、感受性が強い分、傷つきやすいという反面も持ち合わせているので、配慮も大切です。
理事長職も折り返し地点ですか・・・、早いような遅いような、全力で走り続けている印象をブログから受け取れるので、あと半年息切れしないように頑張ってください。
頑張る分、家族への負担もかけていると思いますので、感謝の気持ちを忘れずに・・・

頑張って下さい。

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