2008-02

有権者としての正しい選択とその検証

 この週末は色々な出来事があった。

 フィギュアスケートでは、四大陸フィギュアスケート選手権で、浅田真央選手、高橋大輔が見事優勝を果たし、応援する日本国民の心に感動を与えてくれた。

 また、東京マラソンでは、3万人の選手市民が自分との戦いに挑んだ。私が特に感動したのは、42.195KMのフルマラソンにもかかわらず、97%以上の参加選手が完走したことである。7時間という制限時間を考えると、歩くだけではかなり厳しいのにだ。

 群馬県では前橋市長選挙が開催され、現職の高木氏が再選を果たした。自民党支持の金子氏との接戦の末。

 4年間の市政への評価や現職の強さからなのか?それとも、躍進する民主党の支持からなのか?明確にされた、マニュフェストへの支持の現われなのか?

 まあ、私がここで、論評することは相応しくないと思うので、コメントは差し控えますが、ただ、一つだけハッキリと言える事は、今回の選挙も(社)前橋青年会議所主催の公開討論会が実施され、市民に候補者の主義主張が明確にされ、市民に自らの意思で投票行動を取ってもらえるようになったことであろう。

 それは、様々な形となって現れている。
 
まず、投票率。前回48.83%から今回52.40%にUPしていることである。これは、国民の権利である参政権をより多くの市民に行使させる結果となって現れた。

 確かに、現職と現職県議との事実上の一騎打ち、それぞれ、大きな政党の支持を取り付け市民の関心も強くなったからかもしれない。ただ、政治離れ傾向が強まる現在、これほどの投票率がUPしたことと、公開討論会の関連は大きいのではないか?

 次に、両候補とも、明確なマニュフェストもしくは、公約を掲げて臨んだと言うことである。かつても全くなかったわけではないが、詳細にわたる市政方針がそれぞれ明確に提出され、有権者が誰でもそれを見て判断できたということであり、それが一番大きな公開討論会の成果であると考える。

 今や、政党レベルではなく、国会議員や首長選挙の際には、公開討論会が開催されることが非常に多くなり、明確なマニュフェストが出されることが当たり前のようになってきた。

 以前であれば、様々な圧力や、候補者が出席を拒むなど、公開討論会開催に向けて数多くの障害があったが、(社)日本青年会議所や、各地会員会議所等の熱意と行動がこの結果に結びついたと言えよう。

 2006年度に(社)日本青年会議所主催の勉強会では、そうした問題への対応や、様々な圧力への対処方法についても説明があり、「勇気」を持って対応して行こう!と勉強会出席者にエールが送られたものだが、今や、公開討論会に出席を拒否する候補者が激減している時代になり、市民にもそれを期待され、浸透した。

 今年、我々(社)桐生青年会議所を取り巻く地域環境では、公開討論会の開催をする機械はないかもしれない。(国会のネジレ現象で空転が続き、解散総選挙でもあれば、別だが)

 しかしながら、我々が主催した過去2回の公開討論会での公約が、当選後2年が過ぎようとするみどり市長、1年が過ぎようとする桐生市長それぞれ、どのように果たされているのか?或いはその後の状況の変化により変更せざるを得なくなっているのか?まさか公約を違えてはいないか?検証をしていきたいと考えている。

 すなはち、青年会議所として、公開討論会を開催し、候補者のマニュフェストや市政方針を市民に選択してもらったわけだが、大事なのは4年に1回の選挙というイベントではなく、実際に自分達が選択した首長がその方針を忠実に実行しているかどうか?或いは行ってもらうよう検証し、真に市民の理想に沿って市政が行われているかが重要であると考えるからである。

 また、市民の皆さんには、そうした機会を青年会議所として作って行きたいので、改めてご案内させていただいた際は、是非とも有権者として、自分の投票した結果の検証にご参加していただきたいと考えている。

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