2008-02

閏・・・うるうる・・・潤

 2月29日…明日から3月となり、春も本格化する。最近の気温の変化を見ても、最低気温がマイナスとなることが少なくなり、逆に最高気温は10度を超える日が続いている。日差しも強くなり、日照時間も大分長くなった。

 2月29日…今年は閏年。閏年には、オリンピックが開催され、今年も日本選手の活躍が期待される。

 不思議なことに、来月に行われるであろう卒業式には国旗の掲揚や国歌「君が代」の斉唱が軍国主義を髣髴とさせるのか?問題視されたり、拒否反応を示す方がいるが、オリンピックの時は、そのような方も国旗や国歌について声を潜め容認(時には推奨?)する。
 
 オリンピックの最中に、国旗の掲揚や国歌の斉唱反対理論を繰り広げたら、多分大変な騒ぎになりそうであるが…

 国旗と国歌…私は日本国民として、当然のことながら、必要なものであると思うし、何の不満もないし、国旗の掲揚を行ったり、国歌も声を出して堂々と歌うし歌うべきであると考えている。

 青年会議所でも同様、例会などの公式行事にはJC旗と国旗の掲揚を行い、記念式典などの式典などでは国歌も歌う。

 ところで、2月29日に誕生日を迎える人は、年を取らないのであろうか?例えば1972年生まれの人は、今日で、9歳!?
 
 1972年生まれの弟に聞くと、1972年2月29日生まれの友人の誕生日は閏年以外の年には3月1日にお祝いするそうである。法律上の取り扱いはどうなっているのか一寸気になる。2月生まれが3月扱いになるのだろうか?

 閏年ということで私は今年理事長職を1日、昨年や来年の理事長さんより長く務めることになる。仕事で言えば営業日が1日多くなり、大変助かる。…月給をもらう従業員は逆に1日ただ働きかもしれない。

 受け取るほうと、逆の立場では全く考え方が変わる。これは、世の常だ。大概の紛争・揉め事は、そうした場合に起きるのだろう。以前にも記載したことがあるが、逆の立場、相手の立場を考えれば、多分お互いに妥協や納得にたどり着くことが出来ると思う。
(相手=合いの手=愛の手…一人では何も出来ない)

 物事を見る場合にも、それは言える。のどが渇き、水に飢えた砂漠の真ん中で、コップに半分水があるとしたとき、半分しかないと考えるのか?まだ半分あると考えるのか?物質的な量は一緒でも、気持ちは大分変わるはずである。

 気持ちが変われば、行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。結果が変われば、まわりが変わる。まわりが変われば、人生が変わる。

 さて、哲学的…ではなく、禅問答みたいなことは一寸置いておき、閏年は皆さんご存知だろうが、他に「閏」を使うことがあることをご存知だろうか?

 記憶に新しいのは、「閏秒」。最近では2005年12月31日にあった。つまり2005年12月31日の1日だけ1秒長かった。

 原理は、電子時計で計測している時間と、通常1日と考えられている地球の自転の周期のズレを時々直す作業が時々行われ、このようなことが起きる年がある。1972年に実施されて以来、2005年まで23回行われた実績がある。

 まあ、秒くらいであれば、体制に影響は無いが…実は旧い書物を読むと、「閏月」と言う表記がある。月が1ヶ月多い年があるのだ!!

 それは太陰暦の12ヶ月=354日、太陽暦は通常365日。従って11日太陰暦が短いので、約3年に1度その調整を行い、ズレを解消するのだという。

 ということは、3年に1回月給者は1ヶ月のボーナス?が出る。年俸制は?リース料の支払はどうなるのか?

 しかし、日本でも明治5年までは太陰暦を使用しており、明治5年は12月2日で終了(何と明治5年は1年が320日余りしかなかった)。翌日(旧暦明治5年12月3日?)から、太陽暦で明治6年1月1日となった。(どうも、明治政府は明治5年の役人の給与を13か月分払いたくなかったらしい)

 また、それまで使われていた太陰暦は天保暦(天保とは江戸後期の年号)、その前は寛政暦、更に宝暦暦、貞享暦…と数十年に一度「暦」が変更されていたらしい。暦の変更は日本史で勉強した記憶がかすかにあるような気もするが…改めてびっくり。

 今年は、閏年…これに水を加えて潤い豊かな年となるよう、精一杯取り組んで生きたいものだ。

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