2008-04

物事の本質を見極める

 さて、春は、一雨ごとに…というが、今日も朝から雨。この雨があるから、わが国は、世界でも稀な良質の水資源の豊富な国というのは分かっているが、やはり、正直うっとうしい。

 昨日は、今年度の3つの大きな方針のひとつである、会員拡大のための、内部例会を行った。昨今の時代背景もあり、どこの青年会議所もメンバーの減少が気になるのが正直な実態。

 内部例会でも、青年会議所メンバーであれば、例え(社)桐生青年会議所メンバーでなくても、例会に参加することができるが、昨日は同じようにメンバー拡大を目指す、近隣の(社)佐野青年会議所、(社)おおらか青年会議所からも我々の例会に参加者していただいた。

 講演をお願いしたのは、日本で最初に青年会議所運動を創めた、(社)東京青年会議所の理事長を務めたり、会員拡大に大きな実績を残された、古谷真一郎氏。現役メンバーであるので、JC流に言うと、古谷真一郎君である。

 講演の始まる前は、具体的な会員拡大の手法や戦術について詳しく事例を交えながらお話いただくのか?と考えていた部分もあったが、講演が始まると、青年会議所の目的や、存在意義から始まり、我々メンバーに、青年会議所について改めて深く考えさせられるような内容が中心であった。

 会員拡大のツールについては、細かいことをふれることは最後まで無かったのだが、私自身非常に考えさせられる内容であった。

 青年会議所の活動について、古谷氏より出席メンバーに対して質問があったが、回答は間違いこそないが、多くの答えは、青年会議所として行っている活動や運動の一面を答える。たとえば、まちづくり、研修、友情作りとか。ハット思い直せば、その根本にある、普遍の理念「明るい豊かな社会」ということがスッと言えていないではないか?

 また、青年会議所の例会行事が何故行われているのか?と質問されたりしても、やり方は良く分かっているのだが、「何故」が理解できていない。根本の理由、必要性や理念が分からずに、手法や手段を見ている我々にまざまざと気づかされる。

 これは、翻って考えると、自分の会社の若手社員にも、自分の周りの人たちにも多い。やり方やルールは知っていても、何故?っていう根本が理解できていない。理解できていないから、応用動作というか、一寸切り口が変わると迷ったり、答えが変わってしまったり…良く有る話だ。

 根本の理念…何故っていう素朴な理由がはっきりと分からないのに、入会を勧めても、或いは、JC運動の展開の為の事業を行おうと、事業計画を立てても、芯がずれる。企業に於いても、社会に於いても、家庭に於いても良く当てはまる。

 少なくとも、青年会議所の入会を勧められている人にとっては、今会っているメンバーが経験豊富な幹部だろうと、若手だろうと、れっきとしたJC会員。伝わらないのは、伝えられない自分が自分の前の鏡に写っているのでは?

 改めて、青年会議所を通じた活動を振り返ってみると、題目は今回、会員拡大であり、あるときは、まちづくりであったり。それぞれのテーマで色々な講演や事業、内部の会議や資料作りを行っているが、翻って考えてみると、手段や手法は前述の通りであるが、それと同じことを仕事や日々の生活の中で行っていることが分かる。

 こうした、得がたい経験を青年会議所の活動を通じて修得し、実生活に如何に活かして行くか?が青年会議所活動を行うひとつの醍醐味ではなかろうか?

 しかし、わが国を代表する2大政党の党首討論が昨日行われたが、お互いに相手の批判に終始し、天下り人事がどうとか、暫定税率の穴埋めの手法がどうとか、手法論にばかり討論が集中し、何故自分たちの主張が変えられないのか?歩み寄るとか、協調するとか、または、どのような財源確保とその使用目的を…といった根本の理論が殆ど交わされない現実を見ると、本当に残念でならない。

 諺に「木を見て森を見ず」とあるが、国の代表者たちがこれでは…果たしてこれからの日本、どうなってしまうのだろう?

 明日は、みどり市長のマニフェスト検証大会が行われる。カバン看板による選挙ではなく、政策の比較によって、初めて誕生したみどり市長の政策がどのように行われているか?是非自分の目で耳で確かめていただきたい。

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