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2019-01

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景気後退は長引くか?

 このところ、景気が非常に弱含んでいるということが叫ばれており、事実、新車の販売台数、輸出状況などを見ても、また、私の生業である、繊維事業全体を見ても、余りいい話しを聞かない。

 雇用者所得の平均は、9年連続下落しているし、物価上昇率は、2.4%と、所得は増えないのに、物価があがり、企業収益を落としているということもまた事実で、困った状況である。

 しかし、本当に厳しい時代が来るのだろうか?あながちそんなことばかりではない…といったことを言ったとすれば、それはおかしな話なのだろうか?

 ここで、いくつかの指標をもう一度見直してみたい。景気が悪いといって、企業内に在庫が増加しているという話は余り聞かない。…企業が在庫リスクを極度に恐れ、必要なものを必要なだけ作る…企業生産側の都合でのモノづくりをしないで、消費状況に応じた生産体制が定着してきた影響といえよう。

 また、原油高、鉄鋼金属や食料などの原材料費高は、今年後半に入って、下落が続いている。例えば、原油の指標となるWTIの数値は1バレル147ドルから、100ドル台まで下落した。

 消費者物価が上がってきているということ、原材料費が下がってきているということは、これまで十年以上、コストダウンと称して、物価の下落が続き、企業の収益体質を大幅に圧迫し続けてきたのだが、原材料費の急激な高騰により、その一部が漸く消費者物価に影響を与えるまで価格転嫁が進んできている。

 この現象がもう少し続けば、コストダウンにより圧迫してきた企業の収益体質の改善にも繋がる可能性もあり、その如何によっては、雇用者所得の回復と、国内購買力の向上にも寄与するのでは?特に、不良在庫の積み上げが、これまでの景気後退局面と違ってそれほどでもないので、何かのきっかけで、意外に早い回復局面を迎えるのでは?と考えて行きたい…まあ、私の希望的観測というところか。

 また、7月以降、原油だけでなく、異常なユーロ高、ドル安という外国為替状況の変化も見られる。このことは、これまで、実体経済を大きく歪めてきた、投機マネーが自身の生み出したリスクの影響からなのだろうか?カネの動きが鎮静化してきたものとも言えよう。

 そして、今回の資源高は、エネルギー大量消費国…省エネ設備の充分に機能していない、発展途上国に対しても大きな影響を与えたこともまた事実。今後はタダ安いという、輸入品も、資源高や人件費の高騰により、ただ安い輸入品が安くなくなった時、それは、どのように我国の製品の販売力に影響を与えていくのだろうか?
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